全開の速さこそ、Demoが常に狙ってきた目標です。これは、Demo Raceでも変わりません。前後異径のホイールサイズに対応した新フレームデザインは、フロントホイールが29インチ、リアホイールが27.5インチ仕様。この組み合わせは、トラクションと操作性の完璧なバランスを求め、スペシャライズドのプロ選手が長年テストし、UCI(国際自転車競技連合)の認可を待って製品化されました。なんと導入後初のシーズンで、Demo Raceはダウンヒル世界チャンピオンの称号とワールドカップ総合優勝の両方を手に入れました。

この勝利の方程式とも言えるホイールの組み合わせは標準装備されますが、ホルストリンクは調整式なので、走り方や地形に合わせてリアホイールを27.5インチから29インチホイールに交換できるだけでなく、チェーンステー長やBBハイトを変更することもできます。

激しく荒れたコースで猛烈な速さを見せるDemo Raceのサスペンションデザインは、リアホイールが障害物にひっかかって減速するのを抑えるため、リアアクスルの軌道をより後方へ動かし、さらなる速さを引き出しています。

ワールドカップのコースで実証されている最高のリンケージ構造に、Ohlinsの最上級グレードのサスペンションを合わせ、SRAMのDH専用X01ドライブトレインは、いち早くゴールにたどり着けるようパワーを伝達します。

■Demo RaceのM５アルミフレームは、29インチのフロントホイールの高いトラクションと27.5インチホイールの機敏さを確実に発揮できるよう最適化しています。また、ホルストリンクは調整式で、チェーンステー長やBBハイトを変更し、さらにはリアホイールを29インチに交換できるため、地形や走り方に合わせたセットアップが可能です。

■Ohlins TTX 22 M.2コイルショックは、もっとも過酷なワールドカップのダウンヒルコースに対処できるよう設計されています。低速コンプレッションとリバウンドは外部のダイヤルで調整でき、トラニオンマウントはブッシュの接触面積を広げ、耐久性を高めます。

■Ohlins DH38 m.1フォーク、細かなバンプでも路面をしっかりと追従し、ビッグドロップの着地の衝撃も吸収します。200mmのトラベルにより、見たことないほど荒れたセクションでも、スムーズで速く、そして高い安心感とともに走り抜けられます。