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待望の機械式12速 105/R7120搭載車が登場。12速化で何が変わったのか。

  • スタッフブログ
  • 2023.09.26

満を持して登場した機械式12速のシマノ105(以下R7120と表記)。

シマノコンポーネントの中で、最も愛されたシリーズであり、ロードバイクの裾野を広げてきた重要なモデルだ。

先に12速のDi2化を果たしたことで価格が上昇。
機械式での登場は、これからロードバイクを始めるユーザー様や、レーシングスペックの入り口を探している方にとっては正に朗報。

そんな多くのユーザーからの期待もあり、各メーカーがR7120搭載モデルを続々と投入している。
例に漏れず、スペシャライズドでもTARMAC・AETHOSシリーズに追加された。

今回は、R7120の簡単な紹介と、搭載モデルをご紹介していこう!

R7120 12s化で何が変わったのか

①レバーブレードの刷新

新形状のレバーブレードを採用。
エルゴノミクスに基づいて開発された新しいデュアルコントロールレバーは、フードからレバーまでの距離が短縮。
従来よりも、手の大小や形に関わらず、レバーにしっかりフィットする。
操作感が大きく向上し、少ない力でより的確なコントロールが可能となった。

②リアディレイラー

現行モデルと類似する、外側への張り出しが少ないシャドウデザインを採用。
万が一の落車や、転倒時のトラブルリスクを最小化してくれる。
また、最大歯数36Tのカセットに対応。
ワイドギアの選択肢という、正に多段化の恩恵を享受できる仕様となっている。

③フロントディレイラー

先代モデルと比較し、見た目こそ大きな変化はないフロントディレイラー。
技術的な部分は公表されていないが、11-36Tというワイドギア装着に対して、動作が最適化されているとのこと。
旧式のままリリースできたであろうが、設計を見直しブラッシュアップする辺りに、シマノらしさが感じられる。

④ブレーキキャリパー

ブレーキキャリパーはDi2と共通のBR-R7170を採用。
先代からパッドクリアランスが10%拡大。ライド中にパッドとローターが接触するのを防いでくれる。
またブリーディング作業をスムーズに行える技術も投入されており、レスポンシブルに優れたメンテナンス性も実現。

R7120搭載車モデル

TARMAC SL7 COMP – Shimano 105
価格:¥385,000-
サイズ:44/49/52/54/56/58
カラーリング
・グロスメタリックサファイア/ヴィヴィッドピンク
・グロスデューンホワイト/カオスパール
・グロスカーボン/メタリックダークネイビー

AETHOS COMP – Shimano 105
価格:¥385,000-
サイズ:49/52/54/56
カラーリング
・サテンブルーオニキス/メタリックオブシディアン
・グロスフォグティントカーボン/デューンホワイト

上記2車種最大の特徴は、フレーム素材に採用したFACT9rグレードカーボン。
ターマックやエイトスの技術はそのままに、素材の見直しのみでお求め易い価格を実現しました。

なお店頭には、Di2搭載モデルのTARMAC SL7 COMPを即納車としてご準備しています。
その他の詳しい在庫・入荷情報は、店頭にてお問い合わせください。


 

この記事を書いたスタッフ

藤木 大貴

藤木 大貴(DAIKI FUJIKI) スポーツ自転車歴15年。高校時代、クリテリウムのロードレースで活動。大学ではトライアスロンに挑戦。 デュアスロンでは、世界選手権出場経験を持つ。